[タイヤ交換を手軽に] 用意すべき工具&道具!

個人でタイヤ交換をやろうと考えている方や興味がある方向けに解説していきます。

ここではタイヤ交換に必要な工具や道具、あると便利な工具なども紹介していきます!

交換手順や注意点も紹介するのでぜひ参考にしてください!

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[目次]

・必要な工具&道具

ジャッキの種類

トルクレンチ

電動インパクト

タイヤレンチ

タイヤゲージ

輪止め

軍手

・タイヤ交換手順

安全確認と準備

ジャッキのセット

ホイールナットを緩める

タイヤを取り外す

新しいタイヤを取り付ける

ナットを適切に締め付ける

空気圧を確認する

・注意事項

ジャッキの種類

パンタグラフジャッキ

構造と仕組み

X字型を組み合わせた金属部品から構成されています。

中央のネジをレバーで回すことにより、X字型の部分が広がったり縮んだりすることでジャッキ全体が上下に動き車を持ち上げることができます。

特徴

・コンパクトで軽量なため車のトランクに常備しておくのに適しています。

・レバーで回すだけで車を持ち上げることができ、力もあまり必要ないので操作が簡単です。

使用方法

1.ジャッキポイントの確認

車の取扱説明書を必ず確認し、ジャッキを設置する適切な箇所の確認をしてください。

ジャッキアップポイントを間違えると車体の変形につながったり、最悪ジャッキが外れて重大な事故につながるので事前に必ず確認をしてください!

2.ジャッキの設置

事前に確認したジャッキアップポイントに確実に設置してください。

3.車を持ち上げる

ジャッキをレバーを使いハンドルをゆっくり右に回してジャッキを操作し、タイヤが地面から少し浮く程度まで持ち上げます。

4.作業の実施

タイヤ交換作業を行います。

5.車を下げる

作業が完了したら、ハンドルを左に回してゆっくり下ろしていき完了です!

ガレージジャッキ

特徴

油圧式と油圧・圧縮空気併用式があります。

油圧式の一例で、手動ハンドル、フートペダル、レリーフハンドル、アームなどで構成されており、アームによって車の昇降をしています。

手動ハンドルとフートペダルは、アームを乗降させるときに用いるもので、手動ハンドルはジャッキを移動する時のハンドルの役目も兼ねています。

レリーフハンドルは、アームの下降および手動ハンドルのロックを兼ねています。このハンドルを引き上げるとロックが外れて手動ハンドルを倒すことができ、横に動かすとアームが下降します。

使用方法

1.昇降作業は、平らな面で行いタイヤに輪止めを設置する。

2.ジャッキは、アームの昇降につれて前後に移動できるように、ジャッキのタイヤは円滑に回るようにしておく。

3.アームを能率よく上昇させるには、フートペダルでアームの受けが車に当たるまで上昇させその後に手動ハンドルで行うようにする。

4.ジャッキで車を上げた後はリジットラックをかけ落下を防ぐ。

トルクレンチ

ボルトやナットの規定トルクの締め付けに使用するもの。

特徴

目盛りは、N・cmまたはN・mの単位で表されています。

使用方法

1.一般にソケットレンチなどで仮締めをしてから使用する。

2.トルクレンチとソケットのが外れないように一方の手で頭部を抑え、もう一方の手でトルクレンチを握り手前に引き寄せて締め付けます。

電動インパクトレンチ

電動モーターを使用して高トルクを発生させることでボルトやナットの締め付けや緩めたりする工具です。

高トルクインパクトならホイールナットも緩めることが可能です。

構造と仕組み

・電動モーターが内蔵されており、電力を使って高速で回転します。

・モーターの回転力を一時的に蓄えて一気に解放することで、高いトルクを瞬間的に発生させることにより固く締まったボルトやナットを緩めることができます。

特徴

・電動インパクトは高いトルクを発生させることができ、通常のレンチやドライバーでは対処できない固く締まったボルトやナットを緩めることができます。

・手動の工具に比べて作業スピードが格段に速くなります。

メリット

・高いトルクで固く締まったボルトやナットを緩められます。

・作業スピードが格段に速くなります。

・力を使わずに作業ができる。

デメリット

・狭い場所での作業が難しい

・高トルクなので扱いには注意が必要です。

・バッテリーの寿命や充電が必要になる。

タイヤレンチ

車のタイヤを交換する場合に使用する工具です。

車載工具として備えられていることが一般的で、スペアタイヤに交換するときに使用します。

種類

1.クロスレンチ

十字形をしており、4つのアームに異なるサイズのソケットがついています。

2.L字レンチ

L字型のシンプルなデザインで使いやすくなっています。

タイヤゲージ

タイヤの空気圧測定に使用します。

使用方法

空気圧の測定は、ゲージの先端をタイヤのバルブに押し付けて行ないます。

指針の動きによって空気圧の数値を読みとることができます。

輪止め

車両が動かないように車両の前後に設置するものです。

車両を坂道で停車させるときやタイヤ交換時の安全対策として使用します。輪止めをすることで、車が動き出すのを防ぎ安全に作業をすることができます。

輪止めの種類として、ゴムやプラスチック、金属のようなものがあり、車載工具として備えられてることもあります。

軍手

主に作業用として使用される厚手の手袋です。綿や合成繊維などの素材で作られ、手を保護するために使用します。

特徴

・手のひらや指先にゴムなどの滑り止め加工が施されているものがあります。

・丈夫な素材で作られており、繰り返し使用できる耐久性になっています。

1.安全確認と準備

・車を平らな場所に停車させ、パーキングブレーキをかけます。

・輪止めをタイヤの対角線上に設置します。

2.ジャッキのセット

・ジャッキを設置する適切な箇所を確認する。

・ガレージジャッキやパンタグラフジャッキを確実にセットします。

3.ホイールナット緩める

・タイヤが設置している状態で、電動インパクトでホイールナットを少し緩めます。(完全には緩めない)

・電動インパクトがない場合はタイヤレンチを使用します。

4.車を持ち上げる

・ガレージジャッキやパンタグラフジャッキを使い、車体からタイヤが少し浮くまで持ち上げます。

5.タイヤを取り外す

・電動インパクトやタイヤレンチを使ってナットを緩めタイヤを取り外します。

6.タイヤを取り付ける

・タイヤを取り付け、手でナットを軽く仮締めします。

7.ナットを適切に締め付ける

1.ジャッキを少し下ろし、タイヤを地面に軽く設置させます。

2.電動インパクトやタイヤレンチを使い対角線順に締め付けていきます。

3.車体を完全に下ろし、トルクレンチを使いメーカー推奨の規定トルクで締め付けます。

8.空気圧を確認する

・取り付けたタイヤの空気圧を適切な数値に調整します。

注意事項

安全の確認

・ジャッキアップポイントは必ず事前に説明書を読むなどして確認してから確実に行ってください。

・ジャッキアップ時に車が動かないように、必ず輪止めをしてください。

規定トルクの確認

・ホイールナットは必ず適切なトルクで締め付けてください。

・数日後に再度規定トルクでホイールナットを締め付けると確実で安全です。

これらの手順を守ることで、安全かつ効率的にタイヤ交換を行うことができます。

個人でやる際は自己責任なので、解説書などを確実に読み安全第一な作業を心がけるようにしましょう。

この記事が一人でも多くの方の参考になれば嬉しいです!

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